会社概要

平成12年5月(第9期)迄の事業概況
会社概要(平成12年5月現在)
会社沿革

創業〜平成12年5月(第9期)迄の事業概況について

1.売上及び経常利益他
(単位千円)
  第5期
平成07年度
第6期
平成08年度
第7期
平成09年度
第8期
平成10年度
第9期
平成11年度
第10期計画
平成12年度
売上高 21,315 25,898 83,789 234,803 397,212 551,100
売上総利益 14,700 7,850 16,718 82,769 101,083 137,775
販売管理費 19,973 51,398 54,231 70,328 89,410 108,000
営業利益 -5,273 -43,548 -37,513 12,441 11,673 29,775
経常利益 -5,685 -26,864 -41,945 8,060 6,475 24,500
税引前利益 -5,685 -51,427 -41,945 8,060 6,475 24,500
累積損失 -7,009 -58,436 -100,381 -92,322 -85,846 -61,346

累積損失の項目に注目していただきたい。
第6期から第7期(平成8〜9年度)にかけて、弊社は非常に特徴のある開発投資を行っている。
この二期だけで前期売上を二倍も超える研究開発投資を行ったわけである。

これは、平成8年度に通産省関東通産局技術改善費補助金の交付に伴い、集中的な研究開発投資を行ったためであるが、数あるベンチャー企業の中でも、このような形で売上を大幅に超える研究開発投資を行う例は少ないのではないだろうか。
その投資効果は下記のように第8期以降の売上高に大きく反映されることになった。

(単位千円)


2−1.第9期までの概況説明

第5期、第6期は、通産省の技術改善費補助金と自己資金を主体に調相結合トランスの研究開発に取り組み、調相結合の理論分析及び工業技術セミナーでの講義や電子技術誌掲載などの広告宣伝活動を行うと共にトランスの量産体制を整えて本格的営業活動に入る。
第7期に入りNECノートパソコン向けとして採用が決定、この実績を基にPC業界大手に納入が始まり、成長の兆しが見えてきた。また、調相結合トランスの基本回路特許が、米国並びに日本、EU、台湾、中国と次々に成立した。
第8期平成10年度においては、あさひ中小企業振興財団と日刊工業新聞社主催の第10回中小企業優秀新技術・新製品賞で応募企業約300社中から最優秀賞の中小企業庁長官賞を受賞した。

この頃から大手PCメーカー向けに調相結合トランスの納入実績が増え、デルコンピュータ、韓国LG電子、ゲートウエイ、ADI、三菱電機、三洋電機、などに次々に新規採用となった。
また、バックライト導光板技術と弊社インバーター技術を応用した面光源パネル (POPディスプレイ看板)の商品化を行いA4サイズ、A3サイズの製品が完成した。
納入先としてはTooやオリジン電機などを介してEPSONやデパート、ファミリーレストラン等に広告宣伝用POPとして採用された。
第9期は本格的に調相結合トランスの採用が増え始め、各社インバータメーカーを通じてノートPC、LCDモニター、カーナビ、カーオーディオ、デジカメ等に実績をつけた。

2−2.第10期以降の概況説明

第10期から第12期にかけて、主力の調相結合トランスが台湾/中国勢から激しいコピーによる侵害を受ける。当該の事業の見直しを行うこととなった。
第13期に入り、液晶テレビジョンの需要増加に伴い新たな戦略製品としてZAULaSを市場投入。日立フェライト電子とともに拡販に努める。
第15期に入り、○と○がZAULaSの採用を正式に決定。このことにより、ふたたび急速な伸びに転じる。


3.実績

下記の用途として2W〜5Wクラスのトランスが月産30万〜40万個に実績化している。

@ ノートPC NEC・富士通・日立・三洋・三菱・DELL・IBM
三星電機・LG電子・ゲートウェイ・松下
A LCDモニター SONY・LG電子
B カーナビ・カーオーディオ KENWOOD・松下・アルパイン・パイオニア・クラリオン
C デジカメ・ポータブルDVD カシオ・リコー・松下
D 液晶テレビ 三星電子・



会社概要
(平成17年2月現在)

商号 グレートチップジャパン株式会社
(旧社名 株式会社テクノリウム)
所在地 東京都中央区日本橋小網町18-3
日本橋NSビル9F
〒103-0016 TEL 03-5614-1321
創立 平成3年6月

資本金 2000万円

役員 代表取締役 牛嶋昌和

売上高
5億円

事業内容 液晶関連電子部品
照明器具用インバータ
通信機器・システム
技術提供

グループ企業 Technolium KOREA(韓国)
光詮科技股份有限公司(台灣)

主要取引先 日立ハイテクノロジーズ株式会社
ミネベア株式会社
韓国アルプス株式会社
三星電機株式会社
ミヨタ株式会社
株式会社白金製作所
株式会社エレバム
株式会社トゥールズ
オリジン工業株式会社
三星電子

主要取引銀行 みずほ銀行
東京三菱銀行
中小企業金融公庫

主要な株主 光詮科技股份有限公司
鍾誠投資股份有限公司
ミネベアエレクトロニクス株式会社
株式会社シンエイ精工




会社沿革


昭和63年4月 屋号エンゼルソフトとして営業開始
電子回路・プリント基板設計業務開始
パソコンソフト開発業務開始
平成3年6月 有限会社エンゼルソフト設立
資本金300万円
平成3年9月 一般第二種通信事業
「おいかけ電話サービス」を開発
同サービスの提供開始
平成4年3月 遊離インダクタ効果を発見
棒状小型インバータの試作を開始
平成4年12月 ペンシル(棒状小型)インバータを株式会社明拓
システムと共同で発表
平成5年3月 世界最小形状φ5.0×63mmのペンシルインバータ
をミヨタ株式会社と共同開発
平成6年12月 一般第二種通信事業
「ハチ公ダイヤル待ち合わせコール」を開発
同サービスの提供開始
平成7年11月 定在波モード型ペンシルインバータをミヨタ株式会
社と共同開発
平成8年1月 資本金を1000万円に増資、組織改変し株式会社
テクノリウムとなる
平成8年2月 調相結合型インバータ米国特許成立
平成8年5月 通産省、関東通産局技術改善費等補助金交付決定
平成8年10月 東京都、中小企業の創造的事業活動の促進に関
する臨時措置法(創造法)認定
平成9年3月 HF32W蛍光灯用インバータ開発
平成10年1月 調相結合型インバータ国内特許成立
平成10年4月 第10回あさひ財団中小企業優秀新技術・
新製品賞最優秀賞・中小企業庁長官賞受賞
平成10年5月 調相結合型インバータ香港特許成立
平成10年8月 調相結合型インバータEPC特許成立
平成10年11月 調相結合型インバータ台湾特許成立
平成11年9月 業務拡張の為、資本金を4948万円に増資
平成13年2月 ミネベアエレクトロニクスの資本参加により、
資本金を7909万円に増資
平成14年9月 大型液晶バックライト用冷陰極管並列点灯システム
ZAULaSの開発に着手。翌年1月に完成する。
平成15年10月 東京ビックサイトで行われたFPD JAPAN 2004にて
日立フェライト電子とともにZAULaSを発表する。
平成17年1月 資本金の減資/増資を行い、資本金2000万円として
財務体質の刷新を計る。
平成17年3月 社名をグレートチップジャパンと改名する。



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